動脈硬化検査のabi

腹部から両足に伸びている動脈が閉鎖

元気に生活をしていたのに、ある日突然身体に異変が生じ、そのまま病院に運ばれたらすでに手遅れだった…。なんてことは日常的に世界中で起こっています。

 

もしそれが自分の身に起こってしまったら、また家族や大切な人に起こってしまったら…。その可能性として考えられるのはいくつか挙げることが出来ますが、ここでは動脈硬化とその検査方法について簡単にご説明します。

 

動脈硬化が進行してきてしまうことにより、腹部から両足に伸びている動脈が閉鎖してしまったり、また動脈が閉塞することによって足の動脈が狭くなってしまうこともあります。

 

足の動脈が閉塞してしまうと、慢性的に足が冷えていると感じるようになり、しびれが続いているように感じることもあります。

 

そしてさらに動脈硬化が進行してしまいますと、ちょっと歩いただけで足に疲れを感じ痛みが生じ、少し休むことによって回復するといったような状態になります。このような状態のまま放置をしてしまうと、場合によりましては足が壊死してしまうこともあるので注意が必要です。

 

最近の病院においての動脈硬化の検査で使用されているABIというのは、下肢動脈の狭窄や閉塞を測定する数値となります。

 

動脈硬化が進行していない場合においては、横になった状態で両腕と両足の血圧を測定しますと、やや足の方が高い値を示すことになります。

 

それとは逆に、下肢動脈に閉塞が存在している場合には、血液の流れが悪化してしまいますので、足の血圧が低下します。そしてABIの計算というのは、「足首の最高血圧/上腕の最高血圧」で求められます。

動脈硬化を疑う

またABIの基準値というのは、0.9から1.3程度と言われており、この数値以下になってしまうと動脈硬化を疑うことになります。

 

それとは逆にこれ以上の数値を示してしまうと、それは高血圧が疑われることになります。もし下肢に閉塞がある場合においては、その他の部位の閉塞も考えられますので、とにかく出来る限り早く発見をすることが重要なのです。

 

具体的な評価というのは、検査をした医師が行うことになります。必要がある場合、ABIとはまた別の方法を使って精密検査が行われることになります。

 

動脈硬化の検査では両腕と両足の血圧を測定することによって行います。心配な痛みについては一切ありませんので、安心して検査を受けてください。そのまま放っておいて体内で動脈硬化が進行してしまい、症状に現れてきてしまったら後の祭りです。