アテローム動脈硬化について

動脈内に出来てしまう瘤

今生活習慣病と呼ばれる病気が社会問題になっています。これは様々な原因が考えられますが、例えば栄養バランスが偏った食生活、暴飲暴食、睡眠不足、運動不足などといったものが挙げられます。どれも少し注意をすれば改善することの出来るものばかりなのですが、正直なところこれらを改善出来ないまま日常生活を送ってしまっている人が大勢います。

 

そのような生活を続けてしまうと、大動脈瘤を引き起こしてしまう可能性があります。そして動脈硬化にも繋がりますので十分に注意をする必要があります。

 

そもそも動脈瘤というのは、動脈内に出来てしまう瘤のことを指しており、一般的に大動脈に出来てしまうことが多くなっています。大動脈に出来てしまった動脈瘤を大動脈瘤と呼んでいるのですが、瘤が破裂してしまうまでは症状が殆ど無く、なかなか気付くことが困難になります。

 

大動脈瘤が破裂をしてしまいますと、突然激痛が起こったり、その痛みのショックで気を失うこともあり、最悪のケースでは突然死に至ってしまうこともあります。

 

 

中には数日かけてじわじわと破れてくる症例もありますので、少しでもいつもと体調がおかしいと思ったら、すぐに医療機関にて治療を受ける必要があります。

 

また大動脈瘤というのは、胸部や腹部、胸腹部などといった大動脈の様々な部分に出来てしまう可能性のある病気ですが、大動脈瘤の3/4というのは腹部を通過する部分、そして残りは胸部を通過している部分に出てくるものです。そして動脈瘤というのは、動脈壁の弱体化してしまっている部分に対して発生してしまうという特徴を持ちます。

動脈壁を弱体化してしまう主な原因

動脈壁の弱体化している部分に対して血流の圧力が加わることになり、徐々に外側へと膨らんでしまうことになります。

 

そんな動脈壁を弱体化してしまう主な原因として挙げられるのが、アテローム動脈硬化なのです。

 

このアテローム動脈硬化というのは、粥状の脂肪物質が血管壁に沈着してしまうことによって、血流の阻害や遮断をする動脈硬化なのです。血管に対する多大なる影響を考えますと、高血圧と喫煙は、動脈瘤に悪影響を与えてしまうことになります。

 

大動脈瘤自体命の危険性のある病気ですが、先述したように動脈硬化とも大きな関係を持っています。自覚症状がありませんので、突然破裂してしまうと急死の恐れもありますが、きちんと動脈硬化の進行を予防することによって、そのリスクを低減させることも出来るのです。