病院での動脈硬化の検査

本人が気が付くことなく進行してしまう恐ろしいもの

日常生活を送っていて命に関わってくる病気を引き起こしてしまうケースはそうたくさんあるものではありません。しかしもしかしたら貴方が気が付いていないだけで、体内ではカウントダウンに入っているのかもしれません。

 

例えばサッカー日本代表の選手が練習中に脳梗塞で急死したというニュースがありました。それまで普通に練習をしていたのに突然「ヤバイヤバイ」と言ってその場で倒れたようです。そんな恐ろしい脳梗塞を引き起こしてしまう原因の一つに動脈硬化が挙げられます。

 

動脈硬化というのは、自覚症状が殆ど無いために、本人が気が付くことなく進行してしまう恐ろしいものです。その進行を予防しないで放置してしまうと、心疾患や脳血管疾患に繋がってしまう恐ろしい病気なのです。特に身体に異変が無いから問題が無いというワケではなく、きちんとと管理して予防をすることが大切なのです。

 

動脈硬化が進行してしまうと、老化などの影響によって血管壁が硬くなってきてしまいます。逆に言いますと、血管の硬さを把握しておくことで、動脈硬化の進行具合を予測することが出来るということになります。そんな動脈の硬さを測定する数値というのがCAVIです。

AVIの検査

このCAVIの検査というのは、仰向けになって寝ている状態で、両腕と両足の血圧と脈波を測定していくこととなります。検査は一般的な血圧測定と似たようなものとなりますので、概ね5分程度で終わる非常に簡単なものです。

 

動脈硬化の進行していない血管というのは、しなやかなまるでゴムチューブのような状態を維持しています。心臓から送り出されることになる拍動というのは、そんなゴムチューブのような血管に吸収されることになりますので血流を遅くすることが出来ます。

 

その一方で、動脈硬化の進行してしまっている血管というのは、まるで古びたゴムチューブのようにかなり硬くなってしまっています。そもそも硬いゴムチューブというのは、拍動を吸収出来ませんので、初速を維持した状態で血液が流れていくことになります。

 

このような点から、血液の流れてくる速さの違いによって動脈硬化の進行具合を測定することが出来るのです。

 

しかし血管というのは加齢によって徐々に老化してきてしまいますので、CAVIの基準値というのは年齢により異なります。数値が小さいほど動脈硬化のリスクが低いと考えられます。逆に数値が高くなると動脈硬化が進行している証拠となりますので、すぐにでも適切な治療をしなければいけません。