動脈硬化で血圧上昇

動脈硬化にとりまして高血圧が危険因子

生活習慣病が問題になっている現在、実際にこれを読んでいる人の中にも、今現在何かしらの生活習慣病で悩みを抱えてしまっている人もいるかもしれません。また今はそうでなくても、いわゆる「生活習慣病予備軍」の人は大勢います。そんな生活習慣病の一つ「高血圧」と動脈硬化について簡単にご説明させていただきます。

 

動脈硬化を進行させてしまう危険因子の一つとして、この高血圧を挙げることが出来ます。動脈硬化にとりまして高血圧が危険因子であることはもちろんのことですが、逆に高血圧にとりましても動脈硬化というのは危険因子になるのです。それでは、このようにお互いに深い関係を持ち双方の危険因子になってしまうのはどうしてでしょうか?

 

そもそも動脈硬化というのは、血管が硬くなり、また厚くなる状態のことを指しています。

 

 

血圧というのは、心臓から全身に対して血液が届けられる時に血管の壁にかかってくる圧力のことです。ちなみに心臓が収縮をした際に、血管の壁にかかってくる圧力のことを「収縮期血圧」、そして拡張した時にかかってくる圧力のことを「拡張期血圧」と言います。

 

これらの圧力が基準値以上になることで高血圧と呼ばれている状態になってしまいます。血圧というのは血管にかかってくる圧力のことですので、血管に柔軟性を持っている状態ですと、圧力を吸収してくれますので逆に低くなります。

圧力を吸収することの出来ない状態

その一方で、血管が柔軟性を失ってしまい圧力を吸収することの出来ない状態になってしまうと、血圧が上昇してしまうことになります。

 

柔軟性を持っている血管の場合におきましては、少ない力でも血液を全身に送り届けることが可能ですが、柔軟性を失ってしまっている状態の血管ですと、強い力で血液を循環させてあげなければ全身に血液を送ることが出来ないのです。

 

そして高血圧の状態というのは、ナトリウムを薄めることから必然的に血液の量が増えてしまうことになります。同じ血管の中を流れている血液の量が増加するのですから、それはつまり血管にかかってくる圧力が増してしまうことになるワケです。

 

このような圧力というのは、血管に対してずっと負担を掛け続けてしまうことになるため、血管というのは硬く傷だらけになってしまいます。このように硬く傷だらけになってしまった血管というのは柔軟性がありませんので、ますます血圧が上昇することになります。

 

このことからわかるように、高血圧と動脈硬化が深い関係にあることがよくわかるかと思います。