動脈硬化のメカニズムとメタボ

「メタボリックシンドローム」と呼ばれる言葉

今から数年ほど前に「メタボリックシンドローム」と呼ばれる言葉が世間的に流行しましたが、現在ではこの言葉もすっかりと定着していて、当たり前のように使用していることでしょう。しかしこのメタボリックシンドロームという言葉が少々定着し過ぎたということもあり、「単なる肥満」などと考えている人が多くいます。

 

しかし実際のところ、肥満とメタボというのは、意味合いが異なっているのです。

 

貴方もご存知かと思いますが、肥満というのは生活習慣病を引き起こしてしまう原因とも知られています。そんな生活習慣病の原因となる肥満についてですが、大きく分けて肥満と言いましても2つの種類に分けることが出来ます。

 

それが「皮下脂肪型肥満」と「内臓脂肪型肥満」です。これら両者で特に生活習慣病と大きな関わりを持っているのが内臓脂肪型肥満となります。いわゆる隠れ肥満に多い傾向にあるのも内蔵脂肪型肥満です。

 

内蔵脂肪型肥満こそ「メタボリックシンドローム」における元凶と言われているのです。

 

さて動脈硬化の危険因子について簡単にご説明させていただきますが、主に脂質異常、高血圧、血糖などといったいろいろなものを挙げることが出来ますが、このような危険因子がそれほど高くないのにも関わらず、動脈硬化が進行してしまう可能性があります。

メタボリックシンドロームが動脈硬化を引き起こす原因

つまり、脂質や血圧、血糖などといったものがそれほど高くない方であっても、それぞれが少しずつでも高い状態になってしまうことによって動脈硬化の進行を早めてしまうということがわかっています。

 

これは近年の研究によってわかってきたこととなりますが、この原因が内臓脂肪型肥満なのです。つまりメタボリックシンドロームが動脈硬化を引き起こす原因の一つになるワケです。

 

もしかして貴方もお腹の周囲に脂肪が付いてしまい、まるでりんごのような体型にはなっていないでしょうか?また病院などで検査をして、脂質や血糖値、血圧などといったものが少しずつ高くなっていませんか?

 

もしもこのような状態に一つでも当てはまるようでしたら、それはメタボリックシンドロームが既に体内で始まっている可能性があります。内臓脂肪があまりにも蓄積されてしまうと、異常なまでの分泌が始まり、生活習慣病などを引き起こしてしまうことになります。

 

ですので、とにかく検査を受けて、現在の状態を知っておくことが大切です。最近では自宅で検査をすることの出来る生活習慣病検査キットもあるので是非活用してみてください。